細胞

細胞とは

臨床に携わっている医師が東京大学整形外科との共同研究で開発した脂肪由来幹細胞です

再生医療等安全性確保法では、原則として医師/医療機関が培養工程や品質規格を設定し、培養を管理することが求められます。これらの管理は医師/医療機関には難しい場合も考慮され、培養を企業へ委託することが許可されています。​
TOPs細胞は、臨床での治療と細胞培養の双方について十分に理解した形成外科の医師が、東京大学整形外科との共同研究によって培った脂肪採取・細胞培養方法を用いて培養されており、患者様のことを第一に考えて設計された治療に最適な脂肪由来幹細胞です。
この技術を用いて培養された脂肪由来幹細胞は、東京大学(The University of Tokyo)のT、整形外科(Orthopaedics)のO、形成外科(Plastic surgery)のPを取って「TOPs細胞」と名付けられ、これにより患者様への侵襲が少なく高品質な細胞の提供が可能となっています。(TOPs細胞の特徴)

このようなこと考えてませんか?

  • 法規制には的確に対応すべき...
  • 安全・安心な特定細胞加工物を使用したい...
  • より治療効果が期待される特定細胞加物を使用したい..
  • 患者様​の身体的・経済的負担を軽減したい​...

“幹細胞培養に妥協することはない”
“細胞は患者様ご自身”

私たちは、細胞は入院している患者様であると思っています。
細胞培養を担う培養士も医療従事者であることを自覚して日々の業務に臨んでいます。お預かりしている細胞は毎日経過を観察し、ひとつひとつ大切に接しています。

ファウンダー 辻 晋作(医師)​

東大整形×医療機関×CPC

最先端の技術と臨床現場の実績やニーズの融合によりTOPs細胞の更なる品質向上とエビデンス構築を

骨・軟骨再生医療講座は2002年に開設された寄附講座であり東京大学整形外科の第一研究室と一体となって、関節/運動器のバイオロジーと再生医療研究開発の2つの領域で幅広い研究を展開しています。

  • Bench(研究) 
    細胞培養の要素技術の開発と再生医療の進展を支える研究​

    様々な企業との共同研究で専用培地や足場基材などを開発し、研究を続けることで更なる培養技術の最適化を行い、患者様の負担軽減に向けて取り組んでいます。また、メカニズムの解明、培養規模拡大に向けた新規培養工程の確立や分子・遺伝子レベルでの品質評価方法の確立、培養上清の応用に向けた研究などに取り組んでいます。​
  • Bedside(臨床) 
    脂肪由来幹細胞治療の臨床成績解析​

    多施設共同研究を通して、提携している医療機関が変形性膝関節症やフレイル等の臨床実績の解析を行っています。この解析では、治療の有効性や安全性の評価に加え、患者背景や治療後の機能回復の傾向についても検討を行っています。さらに、各医療機関のデータを統合し、治療の最適な適応や長期的な効果についての知見を深めることを目的としています。​
  • Business(事業) 
    TOPs細胞の普及​

    医療機関への再生医療導入のサポート、細胞培養の受託サービス等を行い、より多くの患者様にTOPs細胞を提供することを目指しています。また、治療の有効性や安全性に関するデータの蓄積を進め、医療機関が安心して導入できる環境を整えています。さらに、学会発表や論文発表、セミナーなどの学術活動を通じて医療従事者への啓発活動を行い、再生医療の発展に貢献しています。